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前後ダイマグ16インチ、XRエンジン、クロモリフレームと当時最高の集合体ですね。

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前後16ですから想いのほか小さいんですよね!凝縮感が凄いです。ビモータDb1もそうでしたねー。

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これがフラットスライドキャブでFCRにすれば問題解決ですが・・・味が・・見た目が?

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これが改造前の原型ですね。

創始者エリック・ビューエルが1979年に運命的ともいえるH-DVツインエンジンとの出会いが始まりで、1984年にRW750を発表。86年ハーレー社を退社しビューエル・モーターサイクルカンパニーを設立。 87年在籍中に手がけたシファーズハンマーⅡがVツインエンジンを搭載し、AMAナショナル・BOTTで栄光に輝き、そのサーキットの栄光が、Vツイン搭載の市販モデルBuell RR1000として登場。大きな反響をよぶこととなった。88年H-Dからエヴォリューション1200エンジンが供給されることになり、RR1200を発表。さらにフルモデルチェンジを果たし、シェイプされたボディのRS1200ウェストウインドが登場し、S-1(このBIKEでブレイク)、X1と続き現在にいたっています。これがビューエルの簡単な歴史です。

昨日は厚木のKガレージ?(ガレージライフに紹介されるそうです)にお邪魔しました。現在アバルト850TCの細かい最終的な作業をしていると聞き、道志の帰りに寄り道しました。例によって色々な方が集まりワイワイやっていましたが、私に是非見せたいとRR1000!が来ていました。前回はXR1000でした・・有難う御座います。

写真のBIKEは生産台数47台という超レア物のRR1000改(エンジンがXR1000)です。日本には数台しかなく、改造された物はこれぐらいだろうとの事です。オーナーさんはこの他にもXR1000,ユリシーズ XB12X と通常のハーレーフリークとは一味も二味も違ったBIKE選びをされる方で、過去にハーレー店にも勤務されていたプロフェッショナルさんです。

クロモリフレームの車体は驚異的に軽く(170Kg台)、跨り振った感じはとても1000クラスとは思えない物でした。ポジションもそんなに辛い物でもなく「乗れそう」ですが、現代のBIKEほどハンドルが近くに有りません。しかし、前後の比率は50:50との事です。

問題はキャブの張り付きぐらいで、結構普通に乗れる?のかなー。キャブはこの時代のアメリカお得意のフラットスライドで、ダートトラックには向いていますが、ワイディング向きとは言いがたいですね。オーナーさんも怖い思いをしているそうです。

素敵なエンジンの横顔が見え難いのが残念ですが、知る人ぞ知るBIKEでいいすねー。9月に又お会いしましょう。