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早くも07y型が発表されました。ヤマハR6に大分先を行かれた感がある600クラス、ホンダもフルチェンジを余儀なくされたようです。全体のシェイプはあくまでもホンダラインに沿っていますが、良く見ると全てが変わっていますね。カウルも流行の形で冷却、空力に留意した容です。フレームも縦方向硬く、横方向それなりの強度バランス見直しが行われました。エンジンは”これでもか”と言う位に更にコンパクト化が進み、フレームと共にグラム単位の軽量化が推し進められたようです。

モデルチェンジの度に限界まで削りこまれたエンジン透視図等が発表されますが、もー限界だろうと思っても、更にコンパクト化、軽量化、ハイパワー化が進みます。革新的な新技術等よりも、1つ1つの素材の見直や鋳型の進歩等、地味な作業の積み重ねで作り上げているようですね。

実際に分解されたエンジンを見ると、驚愕物で一昔前のレーシングエンジン等問題にならないぐらいの物で、ビックリします。エンジンチューナーが「下手に弄るとパワーダウンするよ」なんて言いますが、納得物です。