天才、バレンチーノ・ロッシでも乗りこなせない(笑)”硬ーいフレーム”の「Ducati 1199 Panigale」 が2012y、いよいよ登場するようです。

車体も革新的なモノコック的なフレームで、ステアリング・ヘッドからLツインヘッド上端、サブフレームというかシートレールがピボットとリアバンクヘッド上に。肝心の長ーいスイングアームはピボットレスと言うかクランクケースから生えています。

まーまんまMOTO GPのフレームですね。しかし、このフレーム(フレームと呼べるか?)がレーシングスピードになると問題になってくるようです。

かのロッシでさえ今季はあの有様で、全く乗れていません。硬すぎてインフォメーション不足?、どうやってもアンダーステア気味で大回りになってしまうようです。パイプ時代の方が全然良かったようで、とうとう来シーズンはアルミ・ツインスパー!?に・・・・・ドカじゃなくなっちゃうよね。(笑)関係ないけど、RC51も初期型は硬すぎだったんですよね。

それを市販してしまう所が凄い!と言うか、カスタマーをバカにしている!?(笑)少し、行き過ぎてるんでは・・。

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凄まじい超オーバースクエア・エンジンです。ボア・ストロークが何と、112mmX60.8mm!で、ビックリ!!

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バルブ駆動は、お約束のデスモドロミック(Desmodromic)。これは当たり前になっているけど、本当に凄い事です。

しかし、エンジン・スペックが凄い!これぞ2気筒の究極と言われ続けて早”ん年”、出る度に強烈になってきます。車名の通り、排気量は1199cc、そう1200ccLツイン(聞いた事ないオーバースクェアで何と112X60.8)という事です。・・・ここまで来たかドカも!

性能は驚愕の195hp /10,750 rpm and 98.1 lb-ft / 9,000、ラム圧プラスで+20hp!軽く200馬力超えとなります。ホントに危ないですよ。

以前、知り合いのドカモン(S4RS/テスタストレッタエンジン)に乗せていただきましたが、凄まじいばかりで私が乗ってると死んでしまいます・・・ほんと!!(笑)

でも、このエンジンの燃え方は最高でした。「低中速はジュワーと濃い感じで充分なパルス感もあり、上は止め処無くパワー感を伴って回る。」そんな感じでしたね。・・・セッティングの出たキャブっぽさも有り。

私は、縦90度VツインのOHV/2バルブエンジンで”トコトコ”行きます。(笑)