6月後半、待っていたホイールが入荷、早々組み上げて完成です。
ベアリングは勿論新品に交換!表に出る所は接触タイプの”赤”を使用、他は黒。
衝撃で曲がったリム補修、剥離、粉体塗装が済み、送られてきたホイール。
作業手順として・・・
1)修理可能か振れを見る・・・許容範囲でOK!
2)リムのメクレを修正。
3)ブラストにて旧塗装を剥離。
4)シルバーにペイント→旋盤をかけるので汚れ防止にクリアーも吹いておく。
5)リム部を旋盤で一皮剥く→バフかけ。
6)切削面のバフかけ後、全体にクリアーを吹く。・・・完成となります。
二輪用は左右両面の為、非常に手間を食いますね。
本来4輪用ホイールの修理屋さんでしたが、2輪にも進出!しかし、余りにも”割が合わない”と2輪は中止、Ⅲのホイールはその前に話してあったので、これだけは引き受けてくれました。(笑)・・・・請求金額(両手)がビックリ!!でしたが、仕上がりは納得でした。
お約束の旧態依然の発電機を現代レベルに引き上げる新パーツに交換、アイドルでも充分、充電します。
ショボイ!ハーネス系をS企画のハーネスKITに交換(価格はTELにて)ノーマルハーネスはヒューズが4個!?、リレーも数個の貧弱な物で、トラブルの原因の最右翼ですね。これに交換すると、ライトの明るさ、エンジンの元気良さが体感レベルです。
ヒューズは8個!通電がスムーズになるし、トラブルの場所探しにも・・・起きにくいですけどね。
リレーはウィンカーを含めて6個使用、万全です。レクチェファイヤーも同じ基盤にSET。
メーター回りはノーマルをそのままSET,三又TOPにステーを改造して装着です。セパハンはインナーチューブ上端に・・。
某国産車用Fショック(41φ)&三又を装着、結構苦労しましたが、走りは別物です。又、フォークが国産の為アクスルシャフト径とベアリング内径にも問題が出てきます。この車両はベアリングのサイズ交換では巧くいかないケースで、カラーで対処しました。
キャリパー(4P)も国産物をO/H&加工して装着、300φローターはステンの社外物に・・・これで雨天時も怖くない。(笑)インテグラルはカット!後はキャリとローターの位置関係が面倒な作業になります。
ライトステーもスズキ系純正品を加工して装着です。他車パーツの使い回しは面倒だし時間を食いますが、物が純正品なので確りしています。
キャリパーのO/Hです。本体をウェットブラストし黒に硬質アルマイト、ピストン&ピン&シール関係&パット交換で結構なお値段に!物はCB1000F系の4P(ニッシン)・・・これが一番シックリします。ブレンボキャストでは取って付けた様な感じに・・・。勿論マスターもO/H。
フェンダーも巧くつきました。スタビも違和感なく付いたと思うのですが・・。これらも結構な加工が必要。
細部の塗装やストライプ等を入れて各部を装着、完成した雄姿!!とてもキレイに仕上がりましたし、オーナーさんご希望の”オリジナルを尊重”したセミカスタムだと思います。