15/05/09

V1000のレストアに入りました。物は多少弄り過ぎの感は有りますが、大したことは無いので、ノーマル風にでも戻していきたいと・・・。

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手前の白い車両で、少し汚く弄り過ぎ!(笑)

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どんどんバラシテし、配線類は全てカット、余計な?補器類=これが何だか分からない物で沢山付いてました。^^--これを全て取り去ります。とてもスッキリしました。
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アンダーフレームも汚いのでReペイントです。
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アンダーを外し、M/Tも外します。クランク後端からのOIL漏れは無さそうですが、ここまでバラシたらクランクエンドとM/TのINプットOILシールは交換ですね。
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結局、エンジンも下します。Fカバーを開け、タイミングチェーンとOILポンプの状態をチェック、ポンプはOKですが、チェーンが延びていたので、在庫の物に交換です。
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たらんたらんに伸びていたチェーン、テンショナーステーの取り付け穴を目一杯長穴にして押してますが、限界でしょ!タイミングク狂っちゃうよね。(笑)
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色々と問題が多かったM/T。キレイに洗浄し、OILシールも交換してエンジンとドッキング、一度はフレームに乗せましたがクラッチ関係に問題が出て、結局在庫の他のM/Tに交換でした。

余計と言うか、?の改造(改悪)がしてありクレームの元なので、ノーマルに!です。本来、Guzziのレリーズにはベアリングが付いていません。これで今まで何の問題も無かったのですから、そのまま組めば良いのでしょうが、これを弄った方は違ったようです。^^

レリーズに後付けのスラストベアリングを付ける為にとんでもない労力と言うか、無駄骨を・・・と言う感じです。ベアリングを付ければレリーズの厚みが増します。帳尻を合わせる為にプッシュロッドを短縮!又、レリーズのベアリング部がM/Tのメインシャフトに接触してエンジンとセット出来ない。驚く事に強引にシャフト(プッシュロッドの出口)の口をカットしてあります。

又、レリーズアームの調整ネジ(通常はM8x1.0)をピッチ/1.5の長めのヘックスボルトに変更(アームのネジ穴もたて直して有り)し、それの頭がスイングアームに干渉する為、干渉部を叩いて凹ませてあると言う執拗yなまでの、強引さ!(笑)まー調整はし易いですが・・・何かねー??

その他、プッシュロッド後端のスラストベアリングがカバー内に落ちていて?(カバーを開けて入れたような感じ)ベアリングレースが異常に減っていました。ガタが出る為通常の動きでは無いからでしょうか?これもロッド短縮、調整ネジのロング化の弊害・・・・シール部が奥に入り過ぎて、OIL漏れも酷い!良い事無ずくめ!!(笑)

まー気持ちは分かりますが・・・・悪い方悪い方に行った典型でしょうか?ド壺に嵌った!?^^

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折角乗せたのにねー・・・この後不具合が発覚、半日やってました。(涙)

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ノーマルのM/Tに交換です。やはり、スッキリしますね。
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F周りも完成です。これも結構、苦労してます!はい。
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Rホイールのベアリング交換、Rは凄まじく力が掛かる(シャフトで逃げが無い)ので、必ず交換します。
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大事な所はほぼ、完成か?
後は配線、ブレーキ、キャブ、排気系で走れるでしょ。

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相変わらず、足の踏み場もない状態でやってます。^^

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V7のエンジン&M/Tも完成です。これもフレームに乗せて転がせるようにしなくては・・・。

(続く)