MG大黒

Bike屋(MOTO GUZZIオンリー)の「カスタム&販売車両情報」のブログメディアです。

2006年05月

Hochleistungs-motor

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Hochleistungs-motor(高性能エンジン)・・・・車、BIKEのエンジンも好きですが、模型のエンジンも大好きで多少持っています。空物模型が好きで中学の頃によくUコン機を飛ばしていました。小遣いも貰えない時代でしたから、新聞配達等でお金を貯めて資金作りに励みました。初めてエンヤの15を買た時は嬉しくてたまりませんでしたね。学校から帰るとブレークイン(慣らし)をよくやり、うるさい、臭いと親父によく叱られたものです。お金が無いのでなかなか飛行機まで進めない訳で、半年がかりでやっと飛ばす事(5秒ほどで墜落)ができましたが、なかなか上達せず、苦労した物です。大人になり多少のお金が出来ると買えなかった物を買いあさるのは皆さん同じだと思いますが、模型エンジンも色々手に入れましたねー。この写真の物はとても珍しい4サイクルエンジン(ロータリーバルブ)です。理論的(少し大げさ)には相当昔から有ったようですが、機械加工等(密閉性)の問題や通常のバルブ開閉(F1ではスプリングの代わりに気体を使うのがトレンド=今や20000回転!)でも充分なパワーが確保出来ている事もあり、一時注目された事も有りましたが研究開発は殆んどされませんでした。フランスのF1エンジンチューナー(少し怪しい人=名は忘れました)が資金を集め、ターボエンジン後のエンジン開発競争時やっていましたが、結局形になりませんでした。確かノートン等もやっていた様な記憶が有りますが、定かではありません。構造は通常の吸排気バルブの変わりに円筒状の物がシリンダーヘッド頂上に横たわり、チェーンその他で駆動(この模型はベベル)され回転する訳です。その円筒状の物に吸排気の通路が開いていて、そこを新気、排気が通過する訳です。理論的にはバルブが上下しないし、バルブスプリングのロスも無いので理想のエンジンに見えます。しかし、理想の燃焼室を作り難く、プラグ位置も上手く置けないし、密閉性が難しいのも問題ですね。結局実際のエンジンには使われなく、この様な模型の一部に残っているのみです。これは、オーストリア製の49で、燃料は混合を使います。この辺りが模型エンジンの都合(密閉性をOILで確保出来る)のよい所で、実エンジンは混合は使えませんからね。アルコールに合成油の潤滑油を加え、15%のニトロを添加して回します。パワーもそこそこありますが、振動が少しキツイですね。同排気量の2サイクルには及ばない回転/パワーですが、トルクが有りますから、大きな、ピッチの強いペラを回す事が出来ます。なかなか珍しいエンジンで、私の大事な宝物の1つです。

ブリッテン


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日本にも工学的天才はいると思いますが、南半球のNZにも凄い人がいました。残念ですが45歳の若さで逝ってしまいとても悔やまれる事です。個人的には20世紀最大の天才工学士だと思います。子供のころから機械物、特に車やBIKEが好きで色々弄っていたようです。大学で機械工学を学び、イギリスに渡り工学の知識を使い仕事をしていましたが、やがて母国のNZに帰りました。NZでは不動産関係の会社を興し、自宅も素晴らしいセンスで作り直し、テレビ等メディアにも随分と紹介されたようです。この頃から別会社のブリッテンモーターサイクルを興し、BIKE作りに没頭する訳です。ここからが並みの人とは違う道を行くんですね。自宅工場にて数人の友人に手助けしてもらいながら、一からBIKE(写真の物)を製作してしまうのです。(これが後に彼の短い人生の原因になってしまうのですが)私も多少の物作りをしていますから、大変さがある程度分かります。しかしスケールが違います。エンジン1つ取ってもクランクケースの鋳型から、アルミ鋳造全てやってしまうのですから、恐れ入ります。フレームは殆んど無い、エンジンが主体のBIKEですが、その設計思想というか、理念と言うかこれが凄いの一言で20年は先に行っていましたね。ホイール等もカーボン!製で自宅工場で焼いていました。その他数々の一品製作、超の付く天才技術者で、一番驚いたのは、大メーカーの技術者達でしょう、1000ccVツインエンジンで、当時の最高峰GPマシンとそんなに性能変わらなかった筈です。結果もデイトナ/サウンドOFサンダーで2年連続で優勝している型だけで無い本物です。自作しなかったのはブレーキ関係だけだそうですが、時間があればこれも素晴らしい物を作ったんでしょうね。残念なのはこの事で、このBIKEの後どんな物を作り上げたか興味が尽きません。45歳の若さで去ったんですが、自分で全てをやった事が原因だったんでしょう。肝臓ガンでした。

BIKEを1から作るとなると、脂溶性を持つ溶剤等を必ず使います。急性中毒を起こさない溶剤は肝臓で分解する能力があるという事になるんですね。従ってそういう物質を続けて扱うと肝臓に過負荷がかかって肝硬変→ 肝臓ガンであっけなく逝ってしまうんです。肝臓で分解しにくい溶剤は、呼吸麻痺、中枢神経麻痺など神経に作用する。理由は脳組織の9割は脂肪で
出来ているので、ぶっちゃけて言えば脳が溶剤で溶けてしまうため。トルエン、シンナーなどがそうです。肝ガンはエンジニアにありがちな病気の筆頭ですかね。

興味のある方は
http://www.britten.co.nz/



ヒルクライム


2輪好きの親父に似たのか下の娘は大のBIKE(自転車)好き。日本のアイアンマン界では一応名(現チャンピオン)が通っています。スイム(3.8km)、BIKE(180km)、ラン(43km)の過酷なレースですが、その中でも特にBIKEには拘りがあり、常にBIKEラップは渡さないと言い切っています。そんな娘が現在身を寄せている那須塩原のMSL(宮塚英也スポーツ研究所)より地元で開催したヒルクライムレースに参加しました。このレースは歴史のあるレースで、オリンピック選手達もよく参加するレベルのとても高いレースです。14Km登りっぱなしのBIKEレースで脚力が問われる疲れるレースですね。拘り続けているBIKEですから、気合が入ったのでしょう・・・女子の記録を3分も短縮して優勝しました。そして今月(5/28)のアイアンマンジャパンに向け今が一番気合の入った練習をしている次期です。
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GWのツーリング

GW真っ只中の5/3、伊豆スカ方面に国産、外車1000ccクラスのBIKE5~6台でツーリングに行きました。久しぶりのハイスピードツーで、逸る心を静めながら待ち合わせの西湘バイパス/国府津PAへ・・・・やはり私が一番乗りでした。PAも上天気の連休なので写真の様な有様です。人、車、BIKEとごった返していました。そして20分遅れで伊豆を目指して出発です。箱根新道も最初は静かに走っていましたが、他グループの10R、R1等が飛ばし出すと我慢しきれずに追走!結局私が火付け役でした(笑)。伊豆スカまでの道中は少し渋滞しましたが、スカイラインに入ると道も空き、仲間のRRが飛ばし出しました。初めはRR,ブラックバード、10Rに続き4番手を走行していましたが、リズムが合わず直ぐに2台を抜き2番手を走行、最後まで走り切りました。先頭のRRはとてもスムーズでライン取りも巧く危なげの無い走りで
安心して追従出来ました。
伊豆高原で昼食後、ドカのM氏は別荘に、私達は海岸線を帰途に付きましたが途中知り合いの別荘(2台)に寄り、温泉につかりリフレッシュ!一服して山中湖から
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道志に向かいPM9:00に無事到着です。本日の走行は約300kmでした。

多球!

当方、常連さんのGOLF5ですが、何時もライトの数に拘り続けています。GOLF4の時も話題?になったボンネット上のデカメ(フィアット等のラリー車に良く付いていました)が凄かったですねー。今回は少しスマートにいきましょうと言う事で、バンパー下のエアインテーク部に左右3個づつ、グリルに2個これで既に8個!そして今回ZONE Racingの新作6灯ヘッドランプ、ポジションがLEDで左右4個、単純にライト数を計算すると何と18個!ぶったまげですね。
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