MG大黒

Bike屋(MOTO GUZZIオンリー)の「カスタム&販売車両情報」のブログメディアです。

2006年08月

驚愕のスピード

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人間の飽くなきスピードへの挑戦(憧れ)はとどまる所を知りません。レースの世界ではF-1,MotoGPと如何にスピードを落とさせるか、主催者側は苦慮しているようです。燃料規制、タイヤ幅、溝つきタイヤ、排気量、吸気口規制等々コンストラクターとのイタチゴッコが続いています。いくら規制しても技術の進歩はとどまる所が無く、年々ラップタイムは削られていきます。

少し前になりますが、Fujiスピードウェイにて走行会がありました。時間貸しの為、走行を待つ間ストレート後半でBIKEの走行をなんとなく見ていました。最新国産SB(1000CC)達=R-1,RR,GSX-Rが競い合い、怖いようなスピードで1コーナーを目指して突っ込んでいきます。現在のSB(スーパーBIKE)は車重=160Kg台、パワー=170PSの強烈さ、既に素人には扱い切れない代物になっています。しかし、技術の目覚しい進歩のお陰かそこそこ乗れてしまうのが怖い所です。
走り好きには垂涎の伊豆スカイライン等は、余りにもBIKEの死亡事故が頻発する為、BIKE規制が実しやかに呟かれています。BIKEが良くなり、タイヤの進歩も重なり多少乗れてくると「乗せられている」ということを忘れ、技量を過信して悲惨な結末に向かうわけです。

Fujiの話に戻りますが、SB達が競い合う中、ピットロード側ストレート金網越しを音も無く(風切り音のみ)漆黒のBIKEが「シュッン!」と駆け抜けていきました。SB1000クラスですから、軽く250オーバーは出ていると思います。それをいとも簡単に”ゴボウ抜き”して行くBIKEが走っていました。時間が過ぎ、パドックに戻ったBIKEの群れの中に”それ”は異彩を放ち鎮座していました。世界一が好きなKAWASAKI渾身のZZR1400です。SUZUKIハヤブサに奪われていた世界一を取り戻すべく開発した車両です。車重=215Kg!思いのほか軽いんですね。パワーは控えめの190PS(ラム過給で軽く200超えでしょうね)、遅いわけが有りません。こんな物が150万ぐらいで乗れてしまうのですから、凄い時代になった物です。

Moto GPの世界では07yより現在の排気量990ccが800ccに変更になります。これも当初、2サイクル500ccに対抗するには4サイクルでは倍位は必要ではないかとの試算で決められた排気量ですが、実際にレースが始って見ればとんでもないパワーで、地上の乗り物では最高の加速力ではないかと言われています。どのギアでも簡単にウイリーしてしまうし、少しアクセルをあければスピニングの連続!タイヤがもちません。各メーカー、溢れるパワーを如何に使いやすく、スピニングを誘発せずに前に行くようにするか、これに心血をそそいでいるようです。800ccに落としてもタイムは結局削られていくんでしょうね。

もーこれ以上は!これの繰り返しですが時代が進むと出てくるんですよね!更にすごい物が・・何処まで行くのでしょうか?
人間の適応性(潜在能力)も驚異的ですね、「これ以上はコントロールできないでしょう」なんて言われても更に上が出てきて、それを乗りこなしてしまう・・・たいした物です。




選択も楽し

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車選びも結構大変ですが、BIKE選び・・これが簡単そうでなかなか大変な作業です。車選びは家族構成、使用目的、駐車場、維持費、買える金額(これが一番大きく理想車はとてつもなく高額)等で自ずと車種が絞られ、メーカーの好き嫌い(国別も)で更に選択肢が狭まってきます。大変そうで比較的簡単に決まってしまう物だと思います。それに引き換え、BIKEは厄介ですよ!先ず”高いオモチャ”ですから車とは選ぶ基準が全く違ってきます。中でも”周りの仲間の意見”これもなかなか面倒な物です。自分は「これが良いかなー」なんて思っていても、周りとジャンルの全く違うBIKE(ヨーロピアン対アメリカン)だったりするとそりゃーもー大変な騒ぎです。車両代の方は新型車であっても中古(直ぐに出てくる)を選べばそんなに高額でもないし、古めのBIKE等は安い物がいくらでも有ります。しかし、世の中、腐るほど沢山の車種が有りますが、自分の思い描く物は有りそうでなかなか無い物ですねー。←反省になりますが(笑)、これだけ物が豊富に充満していると贅沢の境地のようですが”我慢をする”と言う事が忘れがちになってきますね・・・BIKEに限らず・・・話がずれてきました。

先日のお盆休みに一泊ツーリングに出かけたのですが、数日はBIKEに乗らなくなります。こんな時「次のBIKEは何にしようかなー」なんてよく考える物です。今回私はそーでもなかったのですが、仲間の一人は自分のBIKEに嫌気がさしたようで「重い、遅い」と文句を言い、次は何にしようかなんて楽しそうにしていました。少し飽きが来ていた所に、仲間達との走りでそれが決定的になるようですね。又、ツーリング中にトラブルや立ちゴケ等嫌な事が有ると特に”それ”が加速されます(笑)。

通常一台のBIKEで殆んど(遊びですが)が事足ります。しかし、贅沢な物で、違った味を試したくなるのが人情?ですね。仲間内でも複数台所有している人が結構います。遠距離ツーリングにはA,近場にはB,走り重視にはCなんて選べるのが理想ですね(私は5~6台は欲しい!)。BIKEはエンジンが要で、単気筒、ツイン、4気筒と全く乗り味が変わってきます。通常何々派と気筒数で拘る事が多いのですが、中には何でも有りの人もいます。長く乗って来ると気筒数も減り、外車に行く傾向?に見受けられますが、これは周りがそんな感じだからでしょうか。私も4発は卒業して今はツインに”どっぷり”ですね。たまに4発にも乗りたくなりますが(長距離ツーの後等)、どんなに凄いBIKE(4発)に乗っても「あーこんな物なのね」で終わりです。今回のツーリング後はカワサキZZR1400がいいかなーなんて一瞬思ったりしました(考えている時が楽しい=笑)。

ハヤブサV8

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良く出来ていますね!
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これは”セブン”系ボディーにスワップしていますが、レースカーも多いようです。
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此方は直列に搭載したハヤブサエンジンです。これが多いパターンですね。

向こうの人はよく考えるし、実行しますね。日本では見た事無い”BIKEエンジン”を使ったV8エンジンです。お金の掛かる、ヘッド回りを既成のBIKEエンジン(国産超高性能パラ4)を使いクランク(これもお金が掛かりますが)はオリジナルで創るという手法ですね。パワーは単純にドナーエンジンX2で、ほぼパワーロス無しですから、2600cc/340PS!、13000ぐらい回るでしょうね。これを1から創ったらとてつもない金額になる所ですが、大分リーズナブルに上がりますね。向こうには”これ系”のエンジンを使った2座オープンのレースがあり、結構盛んなようです。ドナーもスズキだけでなく、カワサキ(ZX-12R)等もあるようで、此方は400PS近く出そうです。NewZZRを使えば完璧に世界最強(2800/400PS以上)の制作費/馬力当たりエンジンになるでしょうね。エンジン音も最高で、V8とは思えない、まるでF1を彷彿させるような甲高い音質の”そそる”音です(DVDですが聞いた事あります)。おまけにチューニングパーツも豊富に有りますから、パワーは欲しいだけOK!

Photos

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デザイン関係の仕事をしているBIKE仲間のT氏から写真が送られてきました。商売柄カメラも良いのでしょうが流石にきれいに写真を撮ります。上の絵は「お盆ツー」時に赤城山麓の蒟蒻畠で撮ったものですが、小高い丘にある最高の景色と、気持ちの良いワイディングが続く所です。
下は前回、元町方面の「お茶ツー」の時の物です。元町「キタムラ」前でよく撮るのですが、なかなか都会的な絵になります。やはりBIKEは斜め後ろからがかっこよく撮れますね。これらの写真は絵葉書(年賀)等に使いたくなるような出来です。

お盆のツーリング

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中央/初狩SA、AM12:00 集合時間が遅すぎでこの後の予定が押せ押せで大分変更になりました。プラン製作者が夜型人間の為、時間の感覚が普通人とまるで違うようです(笑)。
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中央/長坂を下り、清里をかすめて、目的地方面に向かいますが・・・・・。
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高速を使いました!
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老神温泉、旅館前にて全員集合/パチリと一枚!
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赤城山麓の畠の中で、余りにも景色が良いので・・・写真休憩。

何時ものBIKE仲間(今回は5台=イタリアン3台、ドイツ1台、国産1台)と15~16日を使い、群馬/老神温泉を目指しツーリングに行きました。私は道志よりの参加です。T氏とZRX氏が道志まで迎えに来て、小雨そぼ降る中、カッパ着用し集合場所目指して出発しました。雨のワイディングのつまらない事!
集合場所(初狩)はドピーカンで暑いのなんの、早速出発ですが、高速は何時ものようにフリーでGO! 全開また全開であっと言う間にINに到着、勿論TOPですがな・・・・(バカですね)。

下道で群馬の老神は時間がかかりすぎると、またまた高速を目指して出発しました。結局関越の沼田まで高速で行き、目的地/旅館の夕食にはありつけました。風呂に入り、ビールで乾杯して飯を食い、部屋に帰って酒盛りですね・・・3時ごろまで飲んでたそうですよ!
私は夜が弱いし?睡眠不足は明日の走りがつまらなくなるので早々に床に入りました。

翌日は6時に起きて朝市に買出しに行き、その後温泉につかり、朝食を食べて出発です。赤城山麓の気持ちの良い道を走り、高速手前のレストランで昼食を食べ帰ってきました。帰りの高速も帰省のUターンラッシュと重なりましたが、すり抜けの連続で、4時前には自宅に戻れました。やはりBIKEは素晴らしいっすね・・車だと帰り着くのは夜中でしょ!
又、誘ってくださいねー。
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