常連(BIKE仲間)、T君所有のBMW R100RS(走行63000km) 初年度が昭和52年ですから30年前のBIKE、さすがBM手を入れてれば現代のBIKEと遜色なく走れます。
今回、中古で購入してから気になっていたOIL滲み等の症状が悪化してきた為、O/Hをと行き着けのショップに依頼したそうですが、2Vボクサーを弄るところが少なくなり予約が立て込み中!一番季節の良い秋に乗りたいし・・・それではと、当方(駆け込み寺)に持ち込んだ次第です。
懸案のOIL漏れは連続高回転時に起きるようで、一本のヘッド絞結ボルト(スタッド)付け根よりです。車両持込後、即開けてみたのですがスタッドの緩みでネジヤマを伝わって出てくるようです。
購入店での簡単なシール剤添加で誤魔化したようですが、あれでは止まりません。
どうせだからと”軽いチューニングUPも”との事で、現在何処までやるか本人と相談中です。
一応、336度のカム、OILクーラー、チタンリテーナー、軽量アジャストボルト&ナット、強化バルブスプリング、プッシュロッドチューブ(ステンレス)、シリンダー&ピストンKIT/9.5(ジーベンロック)=この年式(9.5=RS)は鋳鉄ライナーのシリンダーで6万も走ると結構減ってくるようです。
それでは、10万Km走ろうが全く減らないニカジルメッキのアルミシリンダーにしたらとの案で、前述のパーツを勧めた訳ですが・・・・何か”能書き”を言いそう。(笑)
ヘッドのO/Hはシィート交換(無鉛対策)、ガイド交換、バルブはノーマルをポリッシュ、ツインプラグ加工、軽く面研、こんなもんでしょうか。
開けて見れば、他はそんなに酷い物ではなく、年式、走行距離相応の物で悪くはありません。個人レベルでメンテをしていたそうですが、余りめちゃくちゃな所もなく基本的には確りした物です。
鋳鉄シリンダー壁はやはりツルツルで、部分的に油溜めが全く無くなってる状態、やはりメッキシリンダーが良いんでは!
BMWはたいした物で、この位の年代(他もか?)でしたら新車を作る事も可能だそうです。メーカーでやらない物はピンスト(手書きの子持ちライン)位です=これも日本人には巧い人いますからキレイになりますけどね。
又、社外のパーツも”無いものは無い”と言う位で、此方でも新車のBIKE作れるのでは?なんて思わせます。
これから作業を進めていきますが、経過は時々UPしていきます。