MG大黒

Bike屋(MOTO GUZZIオンリー)の「カスタム&販売車両情報」のブログメディアです。

2007年09月

R100RS/オーバーホール②

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  全パーツ入荷して組み立てに入りました。
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      OILポンプも交換する為、結局全バラ!
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      クラッチをバラシ、OILポンプに接近?カバーが見えてきました。
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      トロコイド式OILポンプ、左がNEW.    
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      なんやかんやで組み立て完了間近です。
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      PM7;15現在、ここまでできました。


年式を間違え、カムのオーダーミスにより頓挫していた、R100RSのO/H再開です。

シリンダーからうえでしたら、半日もあれば走行出来る位な作業ですが、カム交換&OILポンプ交換が絡むとそうもいきません。

ポンプの場所がクラッチ側にあるため、エンジンも全バラに近い状態まで開けなければなりません。必然的にT/Mも降ろし、エンジンも降ろし作業になってしまいます・・・まー2気筒で簡単なエンジン、ミッションすから降ろしっちゃったほうが早いっすけどね!

30年以上前のBIKEですからガスケット類が固着していて、それを剥がすのに時間を食われてしまいます。ゴム類も駄目ですね。OILパンを開けてみたら、ロッカーのニードルが出てきました!OILのドレーンからも1本出てきましたけど・・・前回ロッカー系はO/H(ベアリングが飛び出していた=BMにはよくある事)したそうですが、下まで掃除しなかったのかな?

Guzziもそうですが、この年代にしては非常に作りが良く、サービス性も考えられていますね。作業もホントに楽です。特殊工具も簡単な物は自作してありますし、特に必要な物は無いBIKEですね。

エンジンとミッションの連結が少しショボイ(確か8mm4本!)けどパワーを考えればあれでいいんでしょうね。(グッチの方が頑丈=ケースは余り強くないっす=方持ち以降は頑丈に)

しかし、大した物ですよ!あれで200Km巡航が軽々?できてしまう・・・100Kg級のデカイドイツ人二人を乗せてもOK・・・シートレールなんか焦るぐらいショボイですよ。

エンジンも積み込み、配線も済ましたし、明日はシリンダーから上を組み上げて火入れ式となりますか?

細かな作業日報(笑)は、そのうちHPにUPしときます。


ポペット・バルブ

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   花びら状のバルブ各種
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 5バルブ
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  こちらは4バルブ

世の中には面白い物を考える人が居るもので、わざわざ丸い物を花びら状に・・!

エンジンのバルブ(弁)は古今東西”丸”に決まっていたのですが、花弁状のバルブを特許出願したそうです=ポペット・バルブ。

利点はバルブ本体の軽量化、冷却性の良さ、有効面積の多さ(隣のバルブと逃げ合う)などだそうですが・・私には?に・・・・。

と言うのは、まずヘッドの製作性の問題、シートを作るの大変!密着性も問題あるし=磨り合わせ、どうやるの?叉、シートにバルブが収まる時に回転していると巧くありません・・・そのあたりはどうなってるんでしょう?=OHV等の場合、通常バルブステム先端にロッカーを端当たりさせバルブを回転させ、当たり面にカーボン等が付き難くさせたりしています。

”多バルブ”も今や?の時代になってきてますね・・ヤマハお得意の5バルブも”モトGP&R1”等4バルブに移行しています。部品点数が増え、製作工程も増える割にメリットが少ない為のようですね・・・トルクの出方が現代の走りにマッチしない=フラットに下から出難いようです。

これも”ロータリーバルブ”同様”机上の空論”になりかねない・・のでは。
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