08y9月に川崎重工業が面白いレイアウトのエンジン(BIKE用)を発表しそうです。
既に、Husabergが完成させているエンジン(450単)に考え方が似てはいますが、短気筒に対してKwaはマルチシリンダーが主体か?
Husaberg製は、川崎が持っているらしい特許には抵触していないようです。(完成はHusabergが早かった)
BIKE質量の重心にクランク軸を持ってくる(近づける)、とういう事が大前提で、利点は第一に操縦性の改善、その他はエンジン全高&全長の短縮、それに伴うBIKEデザインの飛躍的な自由度等でしょうか。
まー”V型エンジン”のような塊感が具現できるようですね。モトGPエンジン開発で、「パラ4エンジン」を色々な角度から試行錯誤しているカワサキらしいエンジンではあります。
最近のカワサキはBIKEデザイン(デザイナーを4輪のマツダからハンティング=急に変わりました)、新型車種の狙いどころといい、他社に無い独自性が感じられます。
実際、新しいデザイナー(この人が凄い)が加わり、現場にカルチャーショック的な刺激が入ったそうです。
「表題のエンジン」には関係ありませんが、上記デザイナーの代表作になりそうな、「ニンジャ250R」が上の写真です。
「普通2輪免許で乗れるフルカウルのニューモデルが、国内のバイクラインナップから姿を消してからもう10年を超える。1980年代のレーサーレプリカブームとは反対に、1990年代から2000年代は、スポーツバイク受難の時代と言えるだろう。公道ではもてあますほどの高性能化と、それに伴う高価格化、そしてユーザー嗜好の変化でフルカウル付きのスポーツモデルは衰退していき、ツーリング向けとして一部を残すだけとなっていた。そして、昨今の排気ガス規制の強化によって、スポーティなネイキッドモデルすら生産中止を余儀なくされるなか、250ccクラスに待望のカウル付きニューモデルが発表された。それがカワサキの「ニンジャ250R」。250ccのカウル付きスポーツモデルとしては、10年ぶり以上。しかも、各社が新車価格を引き上げる中、50万円を切る意欲的な価格での登場だ。業界内でバイクユーザーの減少が問題視される中、エントリークラスである250ccに完全新型が登場したとあって、ニンジャ250Rは今もっとも熱い視線を浴びているモデルとなった。」ー記事抜粋