MG大黒

Bike屋(MOTO GUZZIオンリー)の「カスタム&販売車両情報」のブログメディアです。

2010年03月

Guzzi改少しずつ・・ ⑨

GPZ900用フォークを使うことが決定してますので、早々加工に・・。

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シングル・ディスク対応で片側(左)のキャリパー・サポート類をカットします。高速で切り取り、旋盤で仕上げます。
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不必要な物を高速カッターで切り取り、旋盤に咥え押しコップで支えて回します。
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左側フォーク完成!フェンダーステーのみを残し、ついでにブレーキ・ホース/クランプ部もカット、スッキリしました。後はペイント(艶消しブラック)して組み込むだけです。

昔から改造BIKEには良く使った手で、ノーマル・フォークがいかにも特注品のように見える”マジック”?(笑)です。もっと、各部を削り込むと”らしく”なるんですよね。・・・軽量化も少ーし・・・余り削ると、弱くなる。

Guzzi改少しずつ・・⑧

小物(カラー類)の製作

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SRのホイールですね。スピードメーター取り出しを外し、ベアリング部をむき出しに・・。ホイール(SR)ベアリングを交換すれば比較的早いのですが、生憎と特殊サイズ(外径=47mm、内径=15mm)になってしまうのでカラーで対応です。用意したフォークはGPZ用=貰い物、シャフト径が15mm、ホイールがSRでシャフトは17mmとなります。
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先ず材料を適当な長さにカットしておきます・・・突っ切りでカットより楽。
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センターをマーキング。
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14φ程で刳り貫きます。その後15.3φに内径を仕上げ外径→長さと加工して片側は完成となります。
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完成品!
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ローター側はこれでOK!
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面倒なメーター側に取り掛かります。材料は60φの61系を使用。大き目の傘(ベアリング隠し)を作ります。左右カラーの長さを決めるのが結構大変な作業になり、時間を食います。
・フォーク間の長さを正確に測ります。
・ホイール・ベアリング外・外の距離を測り、簡単な図面に上記とともに書き写します。
・ホイール・リム外側(左右)とベアリング間の距離を測ります。
・リムセンターを算出。
・フォーク間の距離と合わせて左右のカラーの長さを決める訳です。
今回はベアリング内径が17φ、シャフトが15φで1mm厚のパイプ状の物もカラーに加えなければならず、これも時間を食った要因ですね。
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出来上がった左右のカラー。
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差し込んだところですが、バッチリOKです
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フォークにSET.
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フォークに対して完全にセンターが出ています。

カラーが完成したので、現在ステム部のカラー類と硬質アルマイト加工に出しています。その間、三叉関係が汚いのでペイントでも・・・。材質がアルミなので磨こうかと思いましたが、後々が面倒(磨き続けなければ粉を噴いてくる)なのでペイントの方向ですね。


Guzzi改少しずつ・・⑦

トップブリッジ・センターナットの製作

25φX1.0(ピッチ)!と言う細目、こんなタップ(買うととても高価)持ってる訳ないので、材料(アルミ61系=75が良いのですが手持ちに無かった為)のアルミ丸棒40φX40mm程の物を探し、何時もの友人の工場に直行です。

万年渋滞路には快速スクーターが一番、「寒かったねー」・・でも、あっという間に到着です。本業が少し暇だったようで、早々取り掛かってくれました。

アルミ丸棒を旋盤に咥え、22mmドリルで押して穴あけ、内径/24φに整えて1.0のピッチをあっという間に完成してくれました。・・・流石プロですね。

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細かい所は持ち帰ってきてから、ゆっくり楽しみながら加工です。(笑)
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トップブリッジの穴径(30φ)に合わせて外径を29.95mm程に削ります。フランジは3mm付けておきました。
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丸のままだと締められないので、フライスにて32mm程の平行面を作りました。
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ベアリング押さえと、カバーを兼ねたカラーも製作しました。これはブラックアルマイトかけないと”かっこわるー”です。ステアリング・ヘッド部に傘のように被さって雨対策もしてあります。
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ステムシャフトにねじ込んで完成の図です。後は硬質アルマイトメッキでもかければ更に良いのですが・・・。
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早速、フォークを取り付け、車輪をSETして見ましたが、”らしく”なってきました。

{フロント回りは}
・アクスルシャフトの加工・・・少し長い(25mm)ので、カットしてネジを切り直しします。
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加工なったアクスルシャフト。=900ccで15mmなんて時代もあったんですねー。
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スピード取り出し分のおOILシールを外して見ると・・・ベアリングを交換してしまえば早いのですが・・生憎、外径=47mm、内径=15mmなんて特殊な部類で普通には無いようです。=・シャフト径が15mm(GPZ=細い!)、SRは17mmなのでカラーの製作。
・スピードメーターケーブル・・・Guzziは本来ミッションからなのですが、ホイールがSR用の為ホイールからでも取り出せます。
ミッションからの方がスッキリするので、ホイールの取り出し部は外してメクラ(カラー)の方向かな?
・フェンダーも考えなければ・・・
・キャリパーも・・・シングルなので効きの良い物を選びたいのですが、スポークホイールには対向ピストンの物は付け難いし、かと言って国産純正(ピンスライド)じゃーねー??・・・形がイマイチ許せないし直ぐに”バレちゃう”しなー。(笑)

キャリパーは新しすぎてもピン(デザイン)と来ないし、古いと効かないし、結構難しい!

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ロッキードの”対向2ピストン”=(色々なBIKEに使ったなー)が効くしフィーリングも好きなんですけど、ローター限界まで外に振っても裏側が当たるしねー・・・。

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ついでに持って行ったV11のプロペラシャフトの加工もお願いしました。これは3輪車に使う物ですが、当方の旋盤では咥える事が出来ず、頼んだわけです。カットしてインローの駒まで短時間で完成です。

Guzzi改少しずつ・・⑥

Rディスクを軽量化&見てくれUPの為、ドリルド・タイプ(穴あけ)にしました。

「面倒だなー」で迷っていたのですが、雨降りで暇な為ボール盤にてグリグリと穴あけです。面倒なのは、穴あけもさることながら、穴位置を決める作業です。

BMWのドリルドをテンプレートにし、マーキングしてポンチを打ち準備はあっという間でした。穴径は6.5mmほどで結構な数です。

軽量化も1.5kgから1.3kgへとダイエット!持った感じも全然違います。・・・乗っても分からないでしょうが・・・気持ですね。

後は、三叉部/トップのベアリング押さえ?と言うかカラーの製作です。”ごたまぜ”BIKEなので創意工夫?の連続(笑)、パーツも少ないこともあり”作るしかない”が正直な所です。トップブリッジ・センターナットも作らなければ・・・。
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BEFORE
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AFTER
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徐々に進んでます。
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昨日(三輪車のファイナル部カラーX2個分削りだし)、今日と旋盤工!?
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