乗り物/234のblog

Bike屋(MOTO GUZZIオンリー)の「カスタム&販売車両情報」や「私的好奇心を擽る乗り物達」のブログメディアです。

2012年03月

Moto Guzzi V65 Florida カム交換他①

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先々月、納車したV65,稀に起きる片肺症状が再発です。点火系はCoilから後はUOTANIに交換(コードもNGK)、これでOKかと思っていましたが、やはり?と、言うか出てしまいました。

結局、ピックアップ&イグナイターがダメなんでしょうね!・・・ピックアップには随分泣かされるなー・・・古くはFTRの原因不明のエンストから始まり、BMW,GUZZIと苦労してます。

そこで、タルガ改と同じようにカムをポイントタイプの物に交換し、ピックアップダイナ→点火系はそのままUOTANIにすることに・・。
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(このフレームは、書類があるので、次のカスタムベースです・・・構想はほぼ頭の中で完了?してますし、エンジン=ブレバ、足回り、ホイール(スポーク)等は手配済み・・笑)

手持ちの部品取りタルガからカムを外します。裸ですから作業は比較的簡単です。タペット(カムフロアー)が下に落ちでしまいますが、エンジン本体は使わないのでOKですね。
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V65のカムを取り出すには結構、面倒な作業が待っています。そのまま引きぬくとリフターがクランクケース内に落下してしまうので、エンジンを脱着しなければなりません。
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タルガのカム・・・先端の形状が微妙に違うので、古いタイプのカムが必要になってきます。

外したエンジンからロッカーアームホルダーやプッシュロッドを外し、ほぼ逆さまにしてタペットが落ちないようにしてからカムを引き抜く訳です。これが落ちると大変な目に合います。(笑)
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OILシール装着完了で、気持ちイイー(笑)
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手こずらせたOILシール!固着していたようで、なかなか外れませんでした。ヒートガンで温めてやっと!でした。

何とかカムを交換し、あける機会がそれほど無いので、ついでにBigエンドのOILシールも交換しておきました。漏れと言うほどでも無いのですが、若干の滲みがあり、ケース下側が結構汚れていました。
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クラッチディスクも結構減っていたので、手持ちの新同に交換しておきます。センターを出し、組み付けて後ろは完成です。

フロント側も組み付けし、M/Tを合体して車体に装着するところまで・・・あと一歩!
点火系パーツが届くまで、ついでに細かなところをメンテしておきましょうか。

(続く)

Le Mans 1000改

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先日、軽整備の為来店された、E氏所有のル・、マン1000(F=16”)カスタムです。

このBIKEが、素晴らしくよく出来ていて感心しました。細部にまで手抜きが無く、センスよくまとまっています。(メンテもし易かったなー・・。)

大柄な1000が小さく見える位の好バランス、それに一際かっているのが、アウグウスタ系のアルミ!タンク(英国物)です。このタンクは今まで見たGuzzi物ではベストです。
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造形、大きさ&長さと言い、最高のバランスですね。難と言えば・・・エアプレーンキャップが付く開口部の作りがイマイチらしいのですが、そこはどうにでもなるところです。

Guzzi専用品(トンティー)ですから、装着にも問題なしですし、苦労するコックの位置も考えられています。

当初、TELで話していて1000と理解していたのですが、現車を見て「これ、何CC?エンジンも弄ってるんですか?」なんて言ってるんですから・・・。(笑)パッと見、良い意味で、その位変わっていてカッコイイです。

オーナーさんは”ベベル”も弄っているらしく、今度乗ってくるそうで楽しみではあります。

BMW R100R改の電装

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ハダカにすると軽さが際立ちます。跨って左右に振ると、まるで400cc以下のBIKE。

某日、戸塚方面(嫁実家)より全開で帰って、「うーん調子最高!」なんていってたんですが、帰宅時間になりエンジン始動・・・あれれメーターが点いたり消えたり、エンジンもフケがイマイチ、そのうちメーターが御臨終。

参りましたね。本日は、カブにて帰宅となりました。

翌日より、修理&原因究明の迷宮の世界に!少しオーバーですが、時間がかかりました。全く、キツネに抓まれたようで納得がいきません。

見るところ、見るところ次々と逝かれてきます。結局、メインキー、リレー、メーターを交換、メーター周り配線は全てやり直し、点火系も見直して、焼けていたピックアップを交換、Coilの配線もやり直しました。

メインキーが問題の始まりだったようです。外してみれば中はバラバラ、ショート?が原因・・。でも、ヒューズは無事??メーター(スタックSR500=10万以上=本国修理で2~3万!)もお釈迦ですから、痛いですねー。

メーターは中で短絡したようで、メーターステー(ドライカーボン)とハンドル近辺でバチバチとショート。これで完璧に逝きました。

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今回のメーターはAcewellのACE4000というモデル(台湾)で、4万ほどの物ですが、とっても優れ物の多機能メーターです。

スピード(デジタル)、タコ(ステッピンモーター&デジタル表示も可能)、水油温、時計、電圧、外気温度、トリップ付き走行距離、インジケーター類もビルトイン、その他サーキットのラップ等にも対応、これ一つで全て賄えます。

メーター部が少し寂しい位な感じですが、使い勝手はすこぶるよろしい!ですね。回転計の針の上がりもスタックに比べてとてもスムーズに感じられます。これで1/3の値段ですから大満足。

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スピード取り出し部ですが、センサーが若干大きめか・・。永久磁石が回転する普通のタイプで、6角アルミ棒の先端に埋め込み、6mmのメスを切り、ローター取り付けと共締です。

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ついでに最近音の出だしたセルモーター(バレオ)も交換です。当方で取り扱い中の強トルクセルで¥22500(税込)で販売中!!
詳しくは当店HPにて→http://www.notus.dti.ne.jp/~its/guzzi_sel.htm

点火系の見直しか、セル交換か?エンジンの掛かりは”過去最高の状態”になりました。(笑)

又、エンジンのフィーリングが今までの硬質感(圧縮比が11.0:1もあります)が若干和らぎ、スムーズになったような感じです。早すぎるタイミングが適正になったような感じかなー・・・・乗るのが楽しいし、更に速くなった感じ。(笑)

外装も弄りたくなりました。少し小さめのアルミタンク(後日、紹介)、小ぶりのシングルシート、カラーリング(BMに捉われない)を派手目に・・・なんてね。

RZV500シングルシート

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ベースの白を塗り、仮付けしてみました。

フロント周りが完成した時点で、次はRカウル・・なんて言っていたオーナーが大きなRカウル(シングルシート)を持ち込んできました。

なんでもRZVフリークの大工さん(RZV乗りでは有名?)が作り販売している物らしいのですが、へたなショップ製や台湾物に比べれば遙かに確りした作りで、バランスもなかなかです。

一応、塗装もベースの白に塗り(色が・・)、これからステー類の制作に入りますがアルミフレームなので、結構面倒そう!

又、装着もマフラーが邪魔してすんなり乗りません。タンク前端を上げ、マフラースプリングを外し、マフラー片側を取り被せるのですが、メンテ等にも苦労しそうです。まーどんなBIKEでもカスタムするとメンテし難くなるのが常なんですが・・・・ノーマルは全てにおいて素晴らしい(良く出来てる)ですよね。(笑)




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