乗り物/234のblog

Bike屋(MOTO GUZZIオンリー)の「カスタム&販売車両情報」や「私的好奇心を擽る乗り物達」のブログメディアです。

2015年03月

BMWの三気筒!?

エンジン屋のBMWが面白いエンジン(W3)の特許申請をしているようです。排気量等の細かな事は未だ不明ですが、シリンダー配置(空冷!)やクランク&コンロッドのデザインを出願した模様。

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前(横でもOK?=色々考えると此方が本命か)からの図ですが、シリンダーに関してはBM得意?の左右非対称が分かり難いですね。^^

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横(前?)からの図。均等に空気を当てる為に40~50°ずらしているようです。縦置きの様なので、駆動はシャフト?横置きでチェーン駆動でしょ。この図は1ピンのコンロッドでコストが掛かりそうですが、色々なタイプのクランクが作れて面白そう。

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此方は2ピンクランクと1ピンの組み合わせ、此方の方が前後長も詰められるしコストを考えると合理的ですね。これだと均等に走行風がシリンダーに当たり難い!

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クランク横にバランサーを・・・。三気筒には必要なのか?=爆発順序次第で嫌な振動は消せそうだが?

通常であれば、トラ、ヤマハ、MVのような並列三気筒がコンパクトに作れるしコストを考えても無難、水冷にし易く性能を考えれば遥かに合理的です。何もこんな手のかかる物を作らなくても!なんて考えるのが日本の某メーカー?(笑)分かってるんですよね!カスタマーの気持ちを。何でもドカのディアベルを狙っているようですね。

MOTO GUZZIのエンジンの様な空冷OHV縦Vツインと言うスペックは、”余人をもって代え難い”Guzziの顔です。そういった所も良く分かっているのが、感じられますね。

私的にはBIKEはオモチャ、そしてBIKEの要はエンジン(プッシュロッドの空冷ですよ!今頃。)と思っている私は最高に期待しちゃいます。(笑)きれいな丸いフィンが良いですね。

まー何れにせよ面白いエンジンを考えています。乞うご期待ってところです。ww

空力エイド

今期MOTO GP、ドカティー(アンドレア・ドヴィヅィオーソ)が非常に調子が良さそう!GP14.3から15に満を持してスイッチ、オープンクラスの恩恵(ソフトタイヤ他)を使わずにカタールでは唯一54秒台の最速。天才ストーナーの持つコース記録をも塗り替えたようです。2位には流石のマルケスが100分台で食い込んでいます。

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今回、ドカティー/GP15で注目は勿論BIKE自体もそうですが、カウルに羽根が付いてるんですよね。カワサキのH2R(H2はウインカーステーが羽根)にも大きな物が付いていますが、いよいよレースの世界でも?

写真の物はそこそこ大きな物ですが、レギュレーション上ではここまでの物は難しそうですね。過去にもデスモセデッチにも付けた事があるようですが、ドカティーも”ダウンフォースの検証用”と謳っていて、本番では99%使用しないようです。

しかし、フレームが良くなると当たり前ですが、ここまで戦闘力がUPするものなんですね!結局、スチールのトレリスからカーボン(モノコkック?)になり、現在はアルミツインスパーとオーソドックスなフレームに・・・これでやっと曲がるようになったとの事。今までのフレームではアンダーに苦しめられて(硬過ぎ!)きて、あのロッシでさえ”さじを投げた”んですからね。^^それではそのフレームのパニガーレは何なんですか??(笑)

まー空力エイドの話ですが、流石”イタリア最古のBIKEメーカー”のMOTO GUZZIです。「そんな物、とうの昔に付けてるわい!」。とは言ったとか言わなかったとか。(笑)

1975年の「V1000 G5」には、既に似たような物がFバンパーに装着されていました。物凄い先進性!エンジン(1938年、GPにV8を投入)でも何でも発想は凄い!資金力等で後が続きませんが・・・。^^

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でもって、”えっへん!”私のBIKEには”それ”が付いています。(笑) これ、知ってる人少ないですが、Guzziの純正品です。
大方の人がこれを見て、「何、これ!?」と聞きます。「Fスポイラーですよ」と答えると、何言ってやがるんだと言う顔をしますが、これが効くんですよね。エアロパーツの凄さを体感(サーキット走行等)している人にしか分からない物です。(笑)

ご存じだとは思いますが、空気は水の様に物凄い抵抗があります。速度が上がれば上がるほどそれが強烈になり、無視できない程になります。100km程のスピードでも車窓から手の平を出して翼のように動かすとそれが実感出来ます。プリウスに代表されるハイブリット車(燃費を争う)のデザインも一様にノッペリですよね。^^

My1100LeMansの印象は、高速でのレーンチェンジ等、切り返し時に「あー効いてるんだ。」と感じるくらいでしょうか。恐らく、雨の高速なんかでは良い仕事(ダウンフォース)してるんでしょうね・・・慣れちゃいましたが。(笑)


ラウンドエンジン/VGの組み立て他

昨日、今日とエンジンに掛かりきり。途中、内燃機屋さんにクランク(V7)を持って行ったりがありましたが、そこそこ進みました。親父さんもクランクを見て「うーん!何ともだな」なんてコメント、直れば良いのですが、直りますか?・・。

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前回りはOK!カムは850T3の物を使います。点火系はデスビ(ポイント若しくはダイナ)+ウオタニSPⅡとなりそう・・カムがデスビ対応なら、これが相対的に無難ですね。
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リア側はクランク大端OILシールを打ち込めばほぼ。一番下のOIL戻しは、何時ものようにフレーム内リザーブタンクとなる筈なので、メクラにします。
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ヘッドもブラストをかけたので、新品のよう。一度バラシて洗浄&バルブ擦り合わせでヘッドは完成です。

ヘッドと言えば、フィン欠けがありました。
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↑ before and afte↓
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アルミ板を切り出してティグにて溶接、形を整えて磨けば完成です。

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ガスケット類も常時この位無いといろいろと面倒なこと(ポカがあるので^^)になります。
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ピストン&シリンダー(これもサンブラ済)&ピン、その他タペット&プッシュロッド=新品同様、等々・・・・もうすぐラウンド1000ccエンジンは、形になりそうです。

MyLeMans1100のメーターパネルも完成しました。
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↓ before and afte↑ 大分スッキリしたと思うのですが・・。きっかけはお客さんの一言でした。「配線きたねーなー!」。(笑) キーシリンダも国産Z系アフターパーツの物で、確りしています。過去に”LeMans会議”参加の際、いつの間にかカギが無くなっていたりして、びっくり(カギが無いのにエンジンが掛かったまま)した事があります。スペアがあったので事なきを得ましたが。
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Fブレーキの効き過ぎで2回ほど”握りゴケ”、Rにもう一つキャリ(カニ)を付けて、手インテグラルにしてみました。今のところ良い感じで、ノーズダイブも少し減り、”カックン”も大分緩和です。^^
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上側に追加したカニさん、少しゴテゴテか?(笑)
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下側はフットブレーキでのインテグラルです。
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後ろからの図。先ずいないでしょね!ここまでやってるの。^^
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タイヤも交換でした。BS BT45からミシェラン/パイロットACTIVへ、  F=100/90-18から110/90-18に、Rは130/80-18から120/90-18に交換です。フロントからのスリップダウンが数回、Fブレーキの効き過ぎもそうですが、タイヤの接地感が希薄で軽すぎ、抜ける感じが付きまとっていました。そこでワンサイズ上げ、接地感では定評のあるミシェランにしたところ、とてもまったり感が出て良い感じです。Rは少しでもハイギアードにしたくて外径の大きな扁平率90をチョイス。

やはり、タイヤ(特にBIKE)はミシェランですね!安心感が抜群です。^^昔、パイロットスポーツが出た時直ぐに履いたのですが、それまでのタイヤとは別次元でした、あの衝撃は今も忘れません。(すこしオーバーか?=笑)
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Fキャリですが、6Pは効き過ぎ!で、少し”カックン”の感じです。油圧を振り分けたので、それも減り、握り易くなりました。今のところ良いですね。ただ、当たり前ですが、インテグラルは後ろを引きずりながら(シャフト駆動は安定する。)のコーナーリングが出来ないのがネックですか。
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左側も全て元通りです。

ITSの近況

久しぶりにブログ更新です。デジカメ不調プラス、急ぎ仕事が無くなった為のブランクでした。ブランク中、My1100LeMansのメーターパネル交換、年配者(70後半)運転の車飛び出しによりの握りゴケで、BIKE左側の修理その他もやっておりました。^^

現在はV7/エンジン(クランク先端曲がり)のO/H,新規に入庫した850T3のバラシ、ラウンド1000ccの組み立て等が進行中。
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目視でも分かる位、発電機が取り付く先端部が曲がってます。
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スモール系は軽くていいですね。ひっくり返してばらすと全て楽。
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このフレーム(タルガ)にV7エンジンを乗せ、アップライト(スクランブラーみたいな)BIKEでも・・・と考えていますが、どうなるやらです。
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手持ちにトラのタンクがあったので乗せて見たらバッチリ!?^^コック位置がまるでX,変更になりますが・・・。

そろそろ、My三輪車(JZR)の修理(ファイナルかピボット付近の回転異音)&エンジン積み換え(1100のノーマルエンジンをラウンド加工して)&車検もやらなくては・・なんて思ってます。^^
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VG(1000)のラウンドエンジンの組み立てです。バラで入手した為欠品多数!お陰と言うか、バラだったのでブラスト加工(クランクケース他)にそのまま出したので上がってきたら新品の様!

又、巧い具合に不要になったスクェア(1100)用パーツが結構あるので、使えるものはそれを使います。高年式エンジンなので内部パーツピカピカ!良いエンジンになりそう。(笑)

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余り進んでいない850T3,どこまでやるか検討中ってところです。バラシテみると思っていたより良い物で、出来上がれば”バリッ”としたBIKEになる筈。ほぼ下の様な感じになると思います。未だオーナーさんは決まっていませんので、興味ある方はお早めに!!
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